全国の生産地訪問レポート 日本農業新聞で広告掲載させていただいた全国の生産地を詳しくご紹介します。

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“いしじみかん”の特選品「いしじの匠」のプロ集団

“いしじみかん”の美味しさに魅了される人々が年々増えています。その生産者・園地を限定した特選品「いしじの匠」を栽培・出荷するのが『「いしじの匠」出荷部会』の皆さんです。JAくれ選果場の21名の精鋭メンバーは全員がいしじの大ファン。「いしじの匠」出荷基準、「糖度12度以上、酸1%以下」の数値だけでは表せない濃厚で芳醇な味わいが自慢です。全員が「普通のみかんと別品種だと思ったほうがいい」と口をそろえました。  
部会長の水谷浩さんは、みかん一筋半世紀の大ベテラン。「倉橋町で誕生したみかんだからなおさら特別な存在です」。中の果肉がびっしり詰まり、薄皮ごと食べられ、手で持つとずしっと重たい感じがたまらないそうです。品質低下の原因になる、「浮き皮」になりにくいといった特長もあります。

  • 部会長の水谷浩さん。
    「倉橋で穫れた“いしじみかん”はどの産地にも負けないよ」

  • いしじの匠を生産する部会の皆さん。
    「一度食べたら止まらなくなるよ」

商品価値を下げないためにアドマイヤーは必需品

部会の皆さんは「数量が限られるみかんだから、害虫にやられたらたまったもんじゃない」ときっぱり。悩まされる害虫は訪花害虫とアブラムシでした。  
訪花害虫が5分咲きの頃に傷つけると、収穫時には大きな傷となって商品価値が下がってしまいます。5月の春芽と7~8月の夏芽の時期にはアドマイヤーが欠かせません。「手間はかかるけど、あの美味しさのためだと思えば頑張れるけん」と水谷さん。  
開花期に発生するアブラムシにも、訪花害虫との同時防除や、臨時防除で使用します。栄養を吸われると、みかんがススをかぶったように黒くなってしまうのです。「アブラムシは突然わくので即効性が大事だね。アドマイヤーなら一発で消えてくれます」。

芽吹いたばかりの春芽。訪花害虫からしっかり防除します。

子育てするように栽培は愛情たっぷり!

「毎日こつこつ手をかけて糖度を上げ、収量を確実にする。私らみんなでいい子に育てています」と目を細める水谷さん。“いしじみかん”の栽培は子育てと同じだそうです。強い陽射しと、良質な土質、瀬戸内海の潮風という自然条件のもと、施肥や水と根の管理に気配りし、こまめに剪定して光をまんべんなく与え、鮮やかな色のみかんに仕上げておられます。  
倉橋地区での紅一点、服部伸子さんは30aの園地をお一人で営農しています。「“いしじみかん”に惚れ込んで60歳の時に母のみかん畑を継ぎました。みかんは生き甲斐です。これがなかったら今頃は病院通いの、ただの後期高齢者になっていたかもね」と、今年80歳とは思えない艶やかな笑い声を響かせました。

  • 落海文司さんは82歳の現役。みかん栽培の最長老も初めて“いしじみかん”と出会った時は、見事な味わいにうならされました。

  • 落海政博さん、部会の若手です。 「いしじの美味しさは食べないとわからん。言葉じゃ説明できんよ」。

  • 坂本敬さんはお祖父様の代から100年以上続くみかん農家。「いしじに出会った時は、あっ、これだ、と思いましたね」。

  • 服部伸子さんの第二の人生の伴侶が“いしじみかん”。「みかん作りは生き甲斐です。毎日こんなに元気なのはいしじみかんのおかげですね」。

  • 自称日本一の“いしじみかん”ファンの加納恒治さん。「いしじがもっと有名になって、倉橋出身の若者が島に戻るきっかけになればいいね」。

  • 水谷久さん。「アドマイヤーは訪花害虫によく効いて助かってる。これからも使い続けるよ」。

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